「旅=人生」をテーマにした本づくりを目指しています。
「人生は旅」。
使い古されてはいますが、含蓄のある言葉です。人間の数だけ旅がある。旅の数だけ物語がある。
単なるガイドを超えた、人生の道しるべとなる本を創る。
これが旅と思索社が考える本づくりの基本姿勢です。
しかし、本を創るとはなんと難しいことでしょうか。ベストセラーやロングセラーといった本が事前の見込みに反して誕生するように、売れる本と売れない本の区別は最初からできるものではありません。
だからこそ、売れる、売れないという問題よりも、書き手の物語を道しるべとして本に残す価値があるかどうか。旅と思索社はそこにこだわりを持ちたいと思います。